食品業界のにおいて、水や油で滑りやすい環境、排水溝のフタで滑りやすい環境、絨毯とフロアを行き来する環境では、安全靴や安全長靴の耐滑性が最も重視されています。
滑りやすい環境下で転倒事故を防ぎ、着用者が事故の心配をせずに作業をスムーズに行えるかどうかは、靴の耐滑性次第です。
そのため安全長靴を選ぶ際には靴の耐滑性を一番に考えなくてはいけません。
それでは靴の耐滑性はどうやって見分けたら良いのでしょうか?
靴の耐滑性を知る基準として、JIS規格内の安全靴技術指針では動作摩擦係数により耐滑性を5種類に区分しています。
この区分の見方は、数値が小さいほど耐滑性が低く、数値が大きいほど耐滑性に優れている事を示しています。
規定では「耐滑性を必要とする安全靴では、靴底の動作摩擦係数は0.20以上なければならない」と定められています。
そのため、区分4以上(動作摩擦係数0.20以上)が靴の耐滑性を見極める基準となります。販売されている商品には「区分○」などの耐滑性に関する表記があるので、購入の際には区分4を目安にして下さい。
尚、基準値である区分4の耐滑性でも十分に思えますが、一番耐滑性に優れている区分5はつま先とかかと部分の両方に耐滑性がないと得られないため、安全長靴を選ぶ際には区分5を得た商品を選ぶ事をオススメします。